2.ナチスドイツの科学技術
第二次世界大戦では、世界は「連合国」と「枢軸国」に別れて戦争が行われました。当時の日本は「枢軸国」として、ナチス・ドイツとイタリアのファシスト党と共に戦い、結果としてはアメリカ等が中心となった「連合国」に敗戦した訳です。今の日本の若い世代では、こういった過去の現実を全く知らない世代もいると思いますが、この事実は学生時代の歴史では学んでいるはずです。そしていま、国際社会の枠組みを、日本国内では「国連(国際連合)」と呼んでいますが、実はこの訳語も実に恣意的なもので、実際には「United Nations(連合国)」という事であり、この第二次世界大戦の連合国が、国際社会の枠組みを担っているという事も理解する必要があるのです。
さて、UFO問題を深堀していくと、実はこの「ナチスドイツ」という存在が、実に大きなポイントとして持ち上がってきますが、これは私はUFO問題に触れ始めた時(三十年ほど前)には想像すらできないものでした。UFO問題を調べていく中で、その問題に関する事件の多くはアメリカ合衆国を中心にして起きていますが、これの根元には、このナチスドイツとの関係なくして考える事は出来ません。
ここではそのナチスドイツの事について、少し触れておきたいと思います。
◆ナチス・ドイツについて
恐らく多くの人に「ナチス」という事を聞くと、「アドルフ・ヒトラー」や、「アンネの日記」で有名な「アウシュビッツ強制収容所」を想起する事と思います。当時、ドイツを席捲したナチスが「優生学」を主張し、ヨーロッパを席捲、多くのユダヤ人を殺害するのみならず、そこで行った数多くの蛮行は、けして看過されるものではありません。
二十年以上前、日本国内においても「アウシュビッツ強制収容所における大量虐殺はねつ造である」という様な言論もありましたが、その様な言論は徹底して糾弾されるべきであり、人類はナチスが行った蛮行を消して記憶から消し去る事、また風化させてしまう事が無いようにつとめなければならないと、私は常に考えています。
しかし同時に、そのナチスの進めてきた技術革新が、後の宇宙開発をけん引し、現在の人類に対して多くの利益をもたらしているという現実についても、しっかりと捉える必要もあり、その技術が現在、どの様な姿で私達人類は扱っているのか、またそれらは適切に利用されているのかについても関心を持つ必要があると考えているのです。
◆ナチス成立に関する概要まとめ
ここで概要をまとめましたが、ナチス成立までの歴史でアドルフ・ヒトラーや、彼を中心として集まった人々というのは、私達が歴史ではあまり教えられていない事が多くあるのが解ります。一言で言えば「オカルティズム」を中心に、何らかを目的として集まったものとしか思えない節がある様に感じるのです。この様なナチスが何故、第二次世界大戦で、当時の世界で飛びぬけたテクノロジーを短期間に獲得する事ができたのでしょうか?
それについて、ネット上で語られている情報を以下にまとめてみました。
◆ナチスUFOに関する概要