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◆エリア51

 アメリカ軍機密の航空機のテストを古くから行っていたとされ、近年では、特にステルス機の試験飛行を行っていると考えられています。また、「墜落したUFOが運び込まれているのではないか」、「ロズウェル事件と関係しているのではないか」さらに、「グレイと呼ばれる宇宙人が居るのではないか」とも疑われていましたが、軍事機密解除を受け、元職員が録音下で証言を行ない、公式には否定されています。

 しかし先の元CIA職員の証言でもあった様に、アイゼンハワー大統領の時代から、この基地において様々なブラック・プログラムが活動をしていた事を考えると、あながち公式に否定されたとしても、その疑いがはれている訳ではありません。

 いずれにしても、何らかの機密事項が基地内に存在することから、基地の敷地周辺の立ち入りはもちろん、撮影も一切禁止されており、これを無視して進み憲兵や衛兵に見つかった場合は不法侵入者として逮捕され、処罰の対象となるアメリカ軍の極秘施設にはかわりありません。

 

 特に不審な場合は警告無しに発砲される場合もある様です。周辺空域も飛行禁止空域となっており、近くの空域を利用するレッドフラッグ演習では参加機がごく僅かでもエリア51の空域に侵入してしまうとすぐに帰投が命じられ、ペナルティとして翌日の作戦に参加させられなくなることもあるといいます。

 グルーム湖にるこの施設は、通常の空軍基地でなく、最前線部隊は通常展開していないと言われてお、むしろ新型飛行機向けの開発、テスト及び訓練段階の間に使用される施設です。

 

 これまでに、U-2、SR-71、及びF-117など偵察機やステルス機の試験飛行を行っていました。一般的にそれらの航空機は一旦通常空軍基地へ移動され航空機を運営するアメリカ空軍によって受け取られます。

 グルームレイクはしかしながら冷戦時代以降において、イスラエル軍の鹵獲品としてや、時には盗品としてなど、いろいろな形で獲得した少数のソビエト製航空機の恒久的な分析及び訓練の本拠地として報道されていたりもしました。

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